生理が急に来なくなった…
血の量が減った、増えた…
こんな悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
それは、生理不順により起こるものです。
この記事では、生理が来ない理由や解決策を徹底解説していきます。
生理不順について
生理不順は、必ず起こります。では具体的に生理不順とは何かご説明します。
生理不順とは
「正常な月経周期以外のペースで月経が来た場合」を生理不順と呼びます。
月経周期は、「前の月経が始まった日から次の月経が始まる前日までの日数」で表します。月経が始まる日数が、25日~38日の間に入っていればそれは正常な月経周期と言えます。逆に、月経周期が24日以下だったり39日以上だったりした場合は、「月経不順(生理不順)」です。
3ヶ月間全く生理が無い状態は「無月経」といって、生理不順よりもより深刻な状態です。
生理不順と生理周期について
正常な生理周期の条件として、以下の3つがあげられます。
・変動が6日以内であること
・生理が3日から7日持続すること
つまり、生理が始まってから次の生理が始まる前日までのサイクルが25日未満と短い場合や39日以上と長い場合、生理の出血が2日以内もしくは8日以上続く場合は生理不順といえるのです。
生理が始まった直後しばらくは8割の人が生理不順です。
- 10代のうちはまだ未熟なので生理が不安定なのが普通です。
- 20代前半に生理は落ち着いて規則的になります。
- 45才ごろには更年期が始まります。
- 55才くらいには9割の人が生理がなくなり閉経しています。
なので若い女性は、生理不順が起きるのがごく自然なんです。
生理が来ない理由
生理が来なくなってしまったらどうしようってなりますよね。
原因はさまざまありますので、原因を見つけて改善していきましょう。
妊娠している
性行為を行っていたらの話ですが、妊娠している可能性を疑いましょう。
今は薬局で簡易に検査できるキットも販売されていますが、病院に行った方が確実です。
精神的ストレス
ストレスを感じる理由は、人によって様々です。
自分の希望通りに事が進まないことをストレスに感じたり、誰かから悪口を言われたりして気持ちが追い詰められるなど、本当に様々な理由があります。
人間関係なんかそうですよね。中でも、とくに人が内的・精神的なストレスを感じる理由として考えられているのが 「意識の相違」 です。
人間の心理や思考には 「意識的な部分」 と 「無意識的な部分」 があり、この2つの思考が一致しない場合にストレスになります。
例えば、あなたが仕事で上司から叱られたとします。 その時、無意識的な部分では「上司は私のミスで叱っている」と思っているのに、意識的な部分では「上司に叱られて嫌だな」と思うといった状態です。ストレスをため込まないためにも、音楽を聞いたりして体をリラックスさせてあげましょう。
体質
体質により生理が来る時期が早まったり逆に遅くなったりします。
体重の増減にも大きく関係しています。
特に女性に多いのがダイエット。
ダイエットで痩せようと無理に食事制限をすると、生理が来なくなる場合があります。
生理中は体重が落ちにくい期間なので無理なダイエットは止めておきましょう。 落ちにくい時期なのに、無理な食事制限や激しい運動はストレスをためることになり逆効果です。 この時期は体重を減らすよりも 現在の体重をキープ することを意識してゆるゆるダイエットをしていきましょう。 生理中は基礎体温が低くなり体が冷えやすいので、温かい飲み物や汁物で体を温めましょう。
鉄分不足
「血液」は「鉄」を材料にして「ヘモグロビン」を合成することでできます。
つまり「鉄」が不足すると、血の量が少なくなるので「貧血」の状態により陥りやすくなります。
チーズを食べるといいですよ。
体調不良
日々体は働いていますよね。なので疲労が溜まります。頭痛やめまい、吐き気、貧血など。
体の血流はその分促進されますので、出血も多くなりしんどくなります
生理不順の改善方法
生理不順の改善方法には、さまざまあります。詳しく見ていきましょう。
ピル
ピルは生理の第1日目~第5日目の間に飲みはじめ、7日間(1週間)しっかりと飲み続ければ、基本的には排卵が抑制され、避妊効果を発揮します。
① 避妊
避妊できることです。妊娠を望まない人には効果的です。②生理痛、月経困難症生理痛を緩和します。③生理不順生理不順をできるだけ減らす効果があります。④過多月経
過多月経とは、経血量が異常に多い状態をいいます。経血量を抑制してくれます。
⑤PMS(月経前症候群)
マグネシウムにはホルモンバランスを整える作用がある他、「幸せホルモン」と呼ばれる脳内物質セロトニンの生成する等の効果があります。
・頭痛や吐き気、乳房の張りといった副作用が現れる可能性があります。
ピルはこれらの効果を踏まえて飲むことが重要です。
漢方
漢方医学では、実際、江戸時代の末期に漢方治療について書かれた本には、「婦人の病気を治すにはまず月経のことをよく聞くこと」との記述があります。
昔から漢方薬と生理痛は関係しているのです。
漢方の考え方のひとつに、「気・血・水(き・けつ・すい)」という概念があります。
これは、気・血・水のバランスが取れている状態が心身共に健康であり、これらの1つ、あるいは複数が異常をきたし、3つのバランスが乱れると、病気や不健康な状態を招くという考えです。漢方薬の効果ですが、生理痛の緩和だけでなく、血流を良くしたり、肩こりの改善にも効果があります。
運動
適度な運動は有効です。月経の始まる1週間くらい前からジョギング、ウォーキング、スイミングをすると効果的です。
また、エアロビクスやもっと簡単な全身の屈伸運動などでも血流促進の効果があります。
葉酸サプリ
葉酸はビタミンB12とともに赤血球をつくり、血液をサラサラにする働きがあります。
なので、サプリメントを飲むなら葉酸サプリメントがおすすめです。
食事改善
ヨーグルトを食べましょう。ヨーグルトは、腸内の善玉菌を増やし、ビタミンB類やKと合成して、ビタミン不足による貧血を解消します。
ツボ指圧
手にある「合谷」と呼ばれるツボは、別名「万能のツボ」とも呼ばれており、生理痛の緩和だけでなく、頭痛や歯痛、肩こりの緩和にも効果があると言われていますので、覚えておくと役立つかもしれません。
中でもおすすめなのは、「血海」と呼ばれるお腹にあるツボです。
「合谷」は、左右の第1、第2中手骨の間を指します。「血海」とは、大腿前内側にあり、膝蓋骨内上角の上2寸、膝蓋骨内上角の上2寸半に位置します。
マッサージ
生理痛の痛みに大きく影響しているのが骨盤です。
骨盤の歪みが考えられるので骨盤矯正をおすすめします。血行を促進します
まとめ
以上、生理不順についてお伝えしてきました。
20代女性に多いのが、鉄分不足です。
若い女性は、栄養バランスを上手く摂るのが難しいと言われています。鉄分はヘモグロビンの促進をしてくれるので欠かせない栄養分です。
生理不順は、鉄分不足だけが原因ではなく、ストレスや体質により起こります。
年齢を重ねるたびに生理不順はなくなってきます。
ダイエットも大事ですが、ビタミンCや鉄分はバランス良く取り入れていきましょう。
この記事がみなさんの役に立てれば幸いです。